日中外交戦、靖国参拝でかつてない緊張も、仏メディア指摘「民族意識煽るだけ、軍事衝突あり得ない」(上)

Record China    2014年1月15日(水) 7時30分

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12日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語電子版はコラム「フランス世論が見た中国」で、「日本と中国は民族主義の火をもてあそんでいる」と指摘するフランスのニュースサイトの記事を紹介した。写真は靖国神社に参拝する安倍首相。

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2014年1月12日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語電子版はコラム「フランス世論が見た中国」で、「日本と中国は民族主義の火をもてあそんでいる」と指摘するフランスのニュースサイトの記事を紹介した。

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記事では、「もしドイツのメルケル首相がナチス戦犯の墓に参拝したら、もしフランスのオランド大統領がそれに拒否反応を示したら、欧州全体はどのような緊張関係に至るであろうか」と読者に質問を投げかけた。その上で、「これがアジアの二大大国、日本と中国の関係を描写したものだ。両国の対立は久しいが、現在の外交関係はかつてないほどヒートアップしている」と指摘。

記事ではまた、1894年の日清戦争から続く日中の抗争史を紹介した上で、「フランスやドイツと違い、日本と中国はともに、まず歴史を真剣に考察し、その後に和解を求めようとしていない」と指摘。かつて当時のミッテラン仏大統領とコール独首相が第1次世界大戦の激戦地ヴァルダンで和解し、最近もオランド仏大統領とガウク独大統領ナチス虐殺の犠牲者を追悼したが、同様の場面は日本と中国の間では「想像できない」と述べた。(翻訳・編集/NY)

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