環球網 2020年6月29日(月) 19時0分
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6月28日、先日雲南省・曲靖市富源県で発見された水生生物が絶滅に瀕しているマミズクラゲであることを、中国科学院昆明動物研究所の専門家が確認した。
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6月28日、先日雲南省・曲靖市富源県で発見された水生生物が絶滅に瀕しているマミズクラゲであることを、中国科学院昆明動物研究所の専門家が確認した。中国新聞網が伝えた。
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繁殖期がモモの花が咲く春であることから、中国では「桃花クラゲ」と呼ばれているマミズクラゲ。世界絶滅危惧I類に指定され、その貴重さはパンダに匹敵し、水中の「生きる化石」とも称される。マミズクラゲの分類について国内外の学者の意見は大きく分かれている。世界公認の有効種は三種類で、それぞれマミズクラゲ(Craspedacusta sowerbii)、イセマミズクラゲ(Craspedacusta iseana)、マミズクラゲ・シネンシス(Craspedacusta sinensis)である。
中国科学院昆明動物研究所の潘暁賦氏によると、中国は世界で一番マミズクラゲが広範囲に分布する国で、すでに19の省・市・区で発見された。しかし、広範囲に生息すること、各地の標本には個体差があることなどが原因で種類特定に影響を及ぼす。今回富源県で発見された個体は、外見上の特徴もDNA鑑定の結果もマミズクラゲとの類似度が高いため特定に成功した。
潘暁賦氏は「マミズクラゲは水質がきれいな河や湖に生息し、毎年6~10月に出現することが多い。10月末や11月の初めになると、その数は急激に減少し、以降は姿を消す。同じ場所に何年も続けて現れるのはきわめて珍しい」と説明した。(提供/環球網・編集/孫ソウ)
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