北京の「重点抑制」モデルは今後の風向計に=外国メディア

CRI online    2020年6月24日(水) 14時0分

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北京市は今月12日、市内で新型コロナウイルスの新規感染者が1人確認されて以来、各方面が北京の感染状況に注目しています。米紙「ニューヨークタイムズ」は19日、北京市の対応を紹介し、「これまでの数日間、北京市は感染の再燃が報告された後、新たな感染拡大を食い止めるために迅速な行動に出...

北京市は今月12日、市内で新型コロナウイルスの新規感染者が1人確認されて以来、各方面が北京の感染状況に注目しています。米紙「ニューヨークタイムズ」は19日、北京市の対応を紹介し、「これまでの数日間、北京市は感染の再燃が報告された後、新たな感染拡大を食い止めるために迅速な行動に出ている」と示しました。

 「ニューヨークタイムズ」は、「北京市は市内から感染症例が報告された後、地元政府は速やかに行動をとり、関連の農産品卸売市場を閉鎖し、周辺にある40棟あまりのマンションに対し封鎖的管理を実施している」と報じています。

新発地市場周辺で隔離中の住宅団地に野菜などを届ける市民

 11日0時から22日24時までの間に、北京市内で報告された感染症例は249例となりました。しかし、今回は都市封鎖を発令することなく、重点地域に特化した予防・抑制措置を取っています。それ以外の住宅団地では、売店やスーパーマーケット、レストラン、理髪店などは通常通りに営業を続けており、道路を走る車の流れもいつもと同じです。

 「ニューヨークタイムズ」はこうしたことができた理由について、「これまでの数ヶ月間、中国政府が感染対策で身に着けた数多くの経験によるものだ」とし、北京で実施されている「重点地域に特化した予防・抑制」という対応策が成功すれば、今後、中国の感染対応の風向計になるだろうと専門家の意見として伝えています。(提供/CRI

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