安倍首相の不眠症報道に痛烈批判「眠れなくて当然」―中国紙

Record China    2014年1月7日(火) 15時47分

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7日、中国の国際問題専門家・華益文氏は人民日報海外版のコラムに寄稿し、日本の安倍晋三首相が不眠症だとする報道について、「眠れなくて当然だ」と指摘した。写真は安倍首相の靖国神社参拝を伝える中国メディア。

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2014年1月7日、中国の国際問題専門家・華益文(ホア・イーウェン)氏は、人民日報海外版のコラムに寄稿し、日本の安倍晋三首相が不眠症だとする報道について、「眠れなくて当然だ」と指摘した。以下はその概要。

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報道によると、日本の安倍晋三首相が不眠症に陥っていると昭恵夫人が明かしたという。ここで安倍首相の不眠症の原因を探ってみたい。

道理から言えば、安倍首相は昨年7月の参院選勝利で「ねじれ国会」を解消し、7年で7人もの首相がいるという不可解な状態に終止符を打ったのだから、安心して眠れるはずだ。また、中国や韓国との関係改善を模索し、日本による度重なる挑発行為で緊張が続いていた地域情勢も多少は緩和されたのであるから、本来であれば誰もが安眠できるはずだ。

それにもかかわらず、安倍首相が不眠症に陥った原因として、次の3点が挙げられる。

1つ目は、侵略の歴史の否定や隣国との領有権争い、憲法改正など「良からぬ企てを立てすぎた」こと。

2つ目は、第一次政権で健康問題を理由に1年たたずに首相の座を降りたことや、当時靖国神社に参拝できなかったことを「痛恨の極み」と述べたことからわかるように、強い日本を取り戻そうと「焦りすぎた」こと。

そして最後は、靖国神社参拝で国際社会から非難を浴び、頼りにしていた米国からも「失望」の声が上がるなど「後ろめたい不安に苛まれすぎた」こと。

安倍首相の不眠症の原因は明らかだ。中国は処方せんをすでに出している。日本の軍国主義が中国を侵略し植民支配した歴史を正確に認識するとともに深く反省すること。誤りを認め、誤りを正し、そうした深刻な誤りがもたらした悪い影響を消し去るよう実際の行動で示すこと。そうしなければ、アジアの隣国と国際社会の信用をさらに失い、歴史舞台おける「徹底的な失敗者」となるであろう。

安倍首相が取ってきた行動は東アジアだけでなく世界中を不安にさせてきた。首相が安眠できなくて当然だろう。ぐっすり眠りたいのであれば、やましい行為を二度と行うべきではない。(翻訳・編集/NY)

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