2014年1月5日、中国国家新聞出版広播電影電視（ラジオ・映画・テレビ）総局の統計によると、2013年の映画総興行収入は前年比27．51％増の217億6900万元（約3750億円）に達した。このうち国産映画の市場シェアは近年最高の58．65％に達した。過去10年間の産業化改革の成果を基礎に、中国映画は産業の高度化のなかで盛んな活力を放ち、世界映画史上の構図をより深く書き換え続けている。

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2013年の総興行収入の増加分約47億元（約810億円）のうち、国産映画の寄与度は96％を占めた。国産映画は中国でハリウッドにひけをとらない競争力を持つにいたった。業界関係者はその原動力として中国映画産業の構造調整と国産映画のクオリティー向上を挙げる。

映画館建設も急成長を維持している。2013年末で新設スクリーンは5077で、スクリーン総数は1万8195に達した。特に地方都市が映画館建設と市場拡大の新たな成長源となった。

中国映画の海外進出も新たなブレークスルーを遂げた。2013年の国産映画の海外興行・販売総収入は前年比33．02％増の14億1400万元（約244億円）に達した。なかでも国産映画「グランド・マスター」が北米の外国語映画興行収入で年間2位の好業績を上げたことは注目に値する。（提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤）