2014年1月3日、韓国文化観光研究院の報告によると、2013年に韓国を訪れた外国人観光客数は前年を上回ったが、経済波及効果はむしろ縮小したことが分かった。韓国・亜洲経済（中国語電子版）が伝えた。

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報告によると、韓国を訪れた外国人観光客数は2012年の1114万人から13年は1210万人へと9％増えた（数字は延べ人数）。

一方で、外国人観光客が関連業界にもたらした経済規模は12年の26兆4100億ウォン（約2兆5800億円）から25兆5700億ウォン（約2兆5000億円）へと縮小。また、12年に20万6149人だった雇用人数も19万9625人と減っている。

報告では、外国人観光客の支出が減ったことが原因と分析している。12年の1人当たり支出は1207ドル（約12万5800円）だったが、13年は1130ドル（約11万7800円）へと減少した。外国人による観光関連の支出総額も12年の15兆9800億ウォン（約1兆5600億円）から13年は15兆4700億ウォン（約1兆5100億円）に減少した。

同研究院は、外国人観光客のニーズの変化に対応し、観光の利便性や旅行客の満足度を高めるとともに、多様なニーズに応じた観光ルートや商品を提供すべきだと呼び掛けている。（翻訳・編集/NY）