Record China 2020年6月12日(金) 22時20分
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12日、韓国の徐敬徳教授がSNSで、サッカーのイングランド・プレミアリーグの全クラブに「旭日旗の使用禁止」を求めるメールを送信したことを明らかにした。写真はイングランド・プレミアリーグ。
2020年6月12日、「旭日旗の使用禁止」を訴えている韓国・誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授がSNSで、サッカーのイングランド・プレミアリーグ(EPL)の全クラブに使用禁止を求めるメールを送信したことを明らかにした。
徐教授はメールの内容について「アジアサッカー連盟(AFC)が2017年のAFCチャンピオンズリーグの際、応援に旭日旗を使用した川崎フロンターレに罰金処分を下した事実を強調した」「旭日旗がドイツのハーケンクロイツと同じ意味を持つ『戦犯旗』であるという歴史的事実を含む映像と、世界的なスポーツ企業が旭日旗の使用をやめた事例をまとめたファイルを添付した」と説明している。
また、メールを送った理由については「昨年末にリバプールのある動画のサムネイルに旭日旗が使われたことが物議を醸した後、多くのサッカーファンから旭日旗関連の情報が寄せられた」とし、「約10年前に刊行されたマンチェスターユナイテッドのある雑誌に登場した旭日旗が最近発見されて問題となった上、SNSやEPLの観客席で旭日旗が使われていることも確認した」と説明。その上で「世界のサッカーファンの関心が集まるEPLに旭日旗が登場し続けていることを批判するだけでなく、旭日旗の歴史的背景を全クラブに教えたかった」としている。
これに韓国のネットユーザーからは「素晴らしい。応援します」「旭日旗=ナチス旗と教えるのが一番分かりやすいだろう」と応援の声が上がっている。また「日本がドイツのように、旭日旗を禁止する日がいつか来るだろうか?」と期待する声も。
一方で「事実は、旭日旗が現在も海上自衛隊の公式の旗であるということ」「戦犯旗という言葉はそもそも存在しない。旗が戦争を起こしたのか?それに旭日旗は明治維新前から使われていたのに、なぜそれが戦犯旗になる?」と徐教授の主張に疑問を呈する声や、「10年くらい前まで旭日旗を問題視する人なんていなかったよね?誰も気にしていなかったのになぜ今になって騒ぐ?」「赤と白の線が描かれていただけで旭日旗と騒ぐのはおかしくない?まずは旭日旗の基準を明確にするべきでは?」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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