Record China 2020年6月11日(木) 7時20分
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日本の企業が人の動きによって抗菌性能を発揮する繊維を開発したことが、中国のネット上で注目を集めている。資料写真。
日本の企業が人の動きによって抗菌性能を発揮する繊維を開発したことが、中国のネット上で注目を集めている。
村田製作所と帝人フロンティアは今月4日、圧電繊維「PIECLEX(ピエクレックス)」を開発したと発表した。PIECLEXで作られた衣服などを着用すると、人の動きで繊維に圧力がかかり微量の電気エネルギーが発生。これにより、繊維に付着した菌を死滅させるという。
主な用途として、人の動きによって伸縮する靴下や肌着、マスクなどに活用されるようだ。新型コロナウイルスが流行する中、抗ウイルス性についても注目が集まる。担当者は「別途検証が必要」としながらも効果に期待を寄せた。
中国の映像メディア・梨視頻などが9日付でこれを伝えると、中国のネットユーザーからは「神素材?」「なんかすごそうだな」「日本は高度な科学技術を発展させているのに、われわれはまだ不動産投資をしている」「日本の製品は種類が豊富で利用者のことが考えられている」といったコメントが寄せられた。
一方で、「本当に効果あるの?」「静電気とどこが違うんだろう?」「製品になっても高くて買えなさそう」といった声も。中には「日本には偽ハイテク品が多いと思う」との批判的な声もあったが、これに対しては「君の生活の中にも日本のものがあふれている。君が知らないだけ。もっと勉強しなよ」「中国の高速鉄道、QRコードも開発したのは日本だ」などの反論が寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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