<日中関係>安倍政権での関係改善は不可能、中国政府は日本をあきらめた―香港英字紙

Record China    2014年1月2日(木) 22時50分

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1日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストはこのほど、中国政府は安倍晋三首相在任期間中の日中関係改善をあきらめたと報じた。写真は杭州の「日中不再戦」碑。1962年に友好姉妹都市である日本の岐阜市が贈呈した。

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2014年1月1日、参考消息(電子版)によると、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストはこのほど、中国政府は安倍晋三首相在任期間中の日中関係改善をあきらめたと報じた。

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中国外交部は30日、定例記者会見を開催。秦剛(チン・ガン)報道官は、A級戦犯を合祀(ごうし)した靖国神社に参拝した安倍晋三首相について、「中国は歓迎しない」とコメントした。この発言を受け、専門家は安倍首相在任期間中の日中関係改善の望みはほぼゼロになったと分析している。

清華大学当代国際研究院の劉江永(リウ・ジアンヨン)副院長は、安倍首相がもたらした日中関係の傷は小泉純一郎元首相よりも大きいと指摘。黒竜江省社会科学院の日本問題専門家、●志剛(ダー・ジーガン、●はたけかんむりに旦)氏は、安倍首相は中国の信頼を失った、日中関係改善は安倍首相の後任を待たなければならないと分析している。香港・嶺南大学の安全保障問題の専門家、ジャン・バオフイ氏も安倍首相在任期間中に日中関係が改善する余地はほぼなくなったと指摘している。

次回の自民党総裁選は2015年に予定されているが、安倍首相の再選には日本国内と国際社会から強烈な圧力にさらされることになると劉副院長は指摘している。(翻訳・編集/KT)

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