チャン・イーモウ監督、一人っ子政策違反で初めて謝罪「間違い犯したのは自分」―中国

Record China    2013年12月30日(月) 19時25分

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29日、一人っ子政策違反を認めた中国のチャン・イーモウ監督が、このほど騒動が持ち上がってから初めて中国メディアのインタビューに答えた。チャン・イーモウ監督。

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2013年12月29日、一人っ子政策違反を認めた中国のチャン・イーモウ(張芸謀)監督が、このほど騒動が持ち上がってから初めて中国メディアのインタビューに答えた。新浪網が伝えた。

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中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督に、一人っ子政策違反の疑惑が浮上したのは今年5月のこと。世間に知られている娘の張末(チャン・モー)さん以外に、「少なくとも6人の隠し子がいる」と中国メディア各社が一斉報道。江蘇省無錫市の計画生育局が調査に乗り出したが、世間への報告がないままお蔵入りも噂された。しかし、社会からの批判が高まる中、今月1日には違反が事実であることを監督自身が認め、2男1女の存在を明らかにした。

チャン監督はこのほど、夫人を同伴して新華社のインタビューに応じた。監督がメディアの前で口を開くのは、騒動が起こってから初めてのこと。違反行為について、「事実であると認め、全ての人に謝罪したい。間違いを犯したのは自分自身であり、誰を責める気もない。当局の調査に応じ、なるべく早い段階で結果報告したい」と話した。夫人も、「世間に悪い影響を与えたことで、心から謝罪したい。ただ、子供たちについての報道はメディア各社に配慮をお願いしたい」と語っている。

夫妻によると2人が恋人関係になったのは1999年で、2001〜2006年の間に3人の子供が北京で誕生。いずれも婚外子だった。2011年に子供たちに戸籍を与えるため、夫人の本籍地である江蘇省で入籍。中国メディアによると、当時は第6次人口調査を実施する関係で、両親が結婚証明書を示せば、子供の戸籍申請はたやすかったという。(翻訳・編集/Mathilda

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