<サッカー>あの元日本代表選手を「アジアの誇り!」と中国メディアが絶賛、韓国人の記録更新へ

Record China    2020年6月4日(木) 13時20分

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中国のサッカー専門メディア・懂球帝は3日、「日本のベテランが31年凍結された記録をなきものにしようとしている」と題する記事を掲載した。写真はフランクフルトのホームスタジアム。

中国のサッカー専門メディア・懂球帝は3日、「日本のベテランが31年凍結された記録をなきものにしようとしている」と題する記事を掲載した。

記事が言う「ベテラン選手」とは、ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属する元日本代表キャプテンの長谷部誠だ。フランクフルトは4日早朝(日本時間)にブレーメンとの試合が予定されており、記事は「(長谷部が)欧州5大リーグ(スペイン、イタリア、イングランド、ドイツ、フランス)におけるアジア選手の歴史的な記録を塗り替えようとしている!」と伝えた。

そして、長谷部がこれに先立ち、フランクフルトやレバークーゼンで活躍した韓国人選手・車範根(チャ・ブンクン)氏が持つ欧州5大リーグにおけるアジア人選手の最年長出場記録を31年ぶりに更新していたことに言及した上で、「車が持つもう一つの記録も、長谷部に破られることがほぼ確実だ」と説明。ブレーメン戦を前に307試合に出場していた長谷部が、車氏が持つ308試合の最多出場記録に並ぼうとしていることを伝えた(なお、長谷部は同試合にフル出場し、車氏の記録に並んだ)。

記事はさらに、ブレーメン戦の後にはリーグ第30節が控えていることを挙げ、「長谷部は車の記録を完全に超え、アジアナンバーワンになる」と伝えた。また、2008-09シーズンに所属していたヴォルフスブルクでリーグ優勝を経験していること、18年にはフランクフルトでドイツ杯優勝を経験していることを紹介し、「彼が持つ記録からして、長谷部誠もアジアのトップ選手と言うことができるだろう。孫興慜(ソン・フンミン。現在、欧州市場のアジア選手で最も高額と評価されている韓国のエースストライカー)は多くのゴールを決めているが、欧州では優勝の栄誉を経験していない」とした。

なお、長谷部の記録については他の中国メディアも、「アジアサッカーの誇り」「偉大な瞬間」などと伝えている。(翻訳・編集/北田

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