中国・韓国を訪れる日本人旅行者、2013年は20%減少、反日ムードを懸念―日本メディア

Record China    2013年12月26日(木) 13時23分

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24日、2013年に中国や韓国を訪れた日本人旅行者数が、前年比で20%減少する公算が大きいことが調査結果から明らかになった。写真は中国で行われた反日デモ。

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2013年12月24日、日本メディアの報道によると、中国、韓国への日本人旅行者が大幅に減少している。25日付で中国・環球網が伝えた。

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領土問題をめぐる外交関係の悪化が、中国や韓国への旅行者減少の原因になっている。2013年は両国への観光客が前年比で2割前後下回る公算が大きい。中国と韓国は日本人の海外旅行先の3割強を占めているため、13年の海外旅行者の総数は4年ぶりに前年比減となる見通しだ。

反日ムードの高まりや韓流ブームの落ち着き、中国の微小粒子状物質・PM2.5への不安から、中韓への旅行者は12年後半から減り始めた。JTB総合研究所などによると、13年1〜11月の日本人旅行者数は、中国が264万人と前年同期比19%減、韓国は253万人で23%減少した。

11月だけを見ると、中国は2カ月連続のプラスだが、旅行者数は11年の水準を下回っている。旅行会社H.I.Sによると、「出張客は増えているが、観光客の戻りが鈍い」という。韓国への旅行者は減少傾向が続いており、阪急交通社の1〜12月の個人ツアー客数は4割も減少している。一方で韓国を訪れる中国人観光客は13年に50%以上増加し、中国人旅行者数が初めて日本人を上回る見込みだ。(翻訳・編集/本郷)

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