木村花さん急逝、プロレス指導を受けた台湾人タレントも「ネット中傷」に怒りの声

Record China    2020年5月25日(月) 10時0分

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女子プロレスラーの木村花さんが23日に急逝したことを受け、仕事で接したことのある台湾のタレントがSNSで、ネット上での誹謗(ひぼう)中傷を憎む気持ちをつづっている。

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女子プロレスラーの木村花さんが23日に急逝したことを受け、仕事で接したことのある台湾のタレントがSNSで、ネット上での誹謗(ひぼう)中傷を憎む気持ちをつづっている。

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シェアハウスでの共同生活を追うリアリティー番組に出演中していた女子プロレスラーの木村花さんが23日に急逝。22歳の若さでこの世を去った木村さんだが、SNS上で誹謗中傷を受け、自ら命を絶った可能性も報じられている。

木村さんは昨年、2回にわたって台湾を訪問。3月には台北市で試合に出場し、続いて9月には台湾映画「女優、摔吧」のプロレス指導で招かれている。映画に出演した女性お笑いコンビ・白文鳥の百白(バイバイ)と大文(ダーウェン)はそれぞれ、わずか数日の短い時間だったが木村さんの指導を受けたことで今回の訃報でのショックは大きく、SNSに思いを書き記している。

大文によると、プロレスの練習はあまりにも過酷で音を上げそうになり、これを職業にしている木村さんに敬意を抱いたという。「あんな苦しい訓練を毎日繰り返している人が、心ない言葉に負けてしまうのはつらい」と記し、「傷ついた魂は回復できても、離れていった人は戻ってこない」と悲しみをつづっている。

百白によると、木村さんからは「逃げずに技を受け止めるように」と、繰り返し指導を受けたとのこと。彼女の真剣なまなざしや気迫に圧倒され、「一緒にいたのはわずか数日だったけれど、謙虚さや仕事への熱意が伝わってきた」とし、「そんな彼女の勇敢さや人柄を、誹謗中傷をぶつけた人は知っているのか?」と怒りを込めて記している。

今回の訃報を受けた2人はそろって、「まずは自分から、の気持ちで、中傷的な書き込みを今すぐやめてほしい」「このような事が二度と繰り返されないように」と、世間に対してネット上での発言の自制を求めている。(Mathilda

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