貧困脱却を新たな起点に=習総書記

CRI online    2020年5月20日(水) 17時55分

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習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席はこのほど、中国に55ある少数民族の一つ「毛南(マオナン)族」に対する民族の貧困脱却について指示を下しました。習総書記は、「全面的な小康社会(いくらかゆとりのある社会)の建設には一つの民族も欠いてはならない。ここ数年...

習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席はこのほど、中国に55ある少数民族の一つ「毛南(マオナン)族」に対する民族の貧困脱却について指示を下しました。習総書記は、「全面的な小康社会(いくらかゆとりのある社会)の建設には一つの民族も欠いてはならない。ここ数年、いくつかの少数民族は相次いで民族の貧困脱出を実現させた。貧困撲滅の堅塁攻略戦は重要な成果を収めた。毛南族の皆さんが、貧困脱出をより美しい生活にまい進するための新たな起点として、より努力し、奮闘し続け、さらなる豊かな生活を迎えられることを望む」と示しました。

 習総書記は、また、「目下、貧困撲滅の堅塁攻略戦は決勝というカギとなる時期に入った。各クラスの中国共産党委員会や地方政府は中央の政策や配置を実行し、新型肺炎がもたらした影響を克服して、力を集中させ、多項目の措置を同時に取って成果を固めなければならない。そして、高い質で貧困脱却の堅塁攻略戦の目標実現を確保し、全面的な勝利を収めていくべきである」と強調しました。

 なお、毛南族は人口の少ない28の少数民族の一つで、広西チワン族自治区環江県は全国唯一の毛南族自治県で、国の貧困撲滅と開発の重点的な県でもあります。毛南族の全人口の7割はこの自治県に暮らし、2019年末、地元の貧困発生率は1.48%にまで減少しました。今年5月、毛南族は貧困県リストからその名前が取り除かれました。(提供/CRI

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