神戸王子動物園のパンダのタンタンが貸与期限で中国に返還へ―中国メディア

人民網日本語版    2020年5月20日(水) 17時20分

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兵庫県神戸市は19日、王子動物園で飼育されているメスのジャイアントパンダ「タンタン」を中国に返還すると発表した。写真は中国のパンダ研究施設。

兵庫県神戸市は19日、王子動物園で飼育されているメスのジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」を中国に返還すると発表した。新華社が伝えた。

王子動物園の上山裕之園長は同日、「貸与期間の延長も目指したが、タンタンの幸せを一番に考えて帰国を受け入れた。阪神・淡路大震災で傷ついた市民を癒やしてくれて、ありがとう」とした。

タンタンは阪神・淡路大震災の復興支援で2000年に同動物園来て20年となる7月に貸与期限を迎える。タンタンは現在24歳で、人間の60‐70代に相当する。

タンタンが中国に帰ると、日本国内のジャイアントパンダは東京都の上野動物園の3頭と和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドの6頭の計9頭になる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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