2020年10月7日、韓国・ハンギョレによると、「新型コロナウイルスから最も安全な国」にドイツが選ばれた。

記事によると、調査会社ディープ・ナレッジ・グループ （DKG）は最近、252の国・地域を対象に新型コロナウイルスの安全度を評価し順位を発表した。評価は検疫効率、政府効率、監視・感知、保健対策、国家脆弱性、応急対策の6部門140以上の項目を基に行われたという。

1位はドイツで762．64点を獲得。ドイツは9400人以上の死者を出したが、現在は社会全体の対応姿勢が最も整っていると評価されたという。2位はいち早く終息宣言を出したニュージーランド（757．7）で検疫効率が高く評価された。3位は政府効率が比較的高い評価を受けた韓国（750．79）だった。4、5位には僅差でスイス（750．02）、日本（749．03）がランクイン。中国は7位で、比較的早い段階で都市全体を封鎖するなど強力な措置を行ったことが応急対策部門で圧倒的に高い評価を受けた。「防疫模範国」と言われた台湾は15位。その他ノルウェーは16位、フィンランドは19位、集団免疫が物議を醸したスウェーデンは49位、死者が最も多く発生した米国は55位だったという。

この順位に韓国のネットユーザーからは「日本と中国が納得できない」「日本が5位という時点で信ぴょう性に欠ける。感染者数が中国を超えたというのに」「感染拡大の阻止を放棄した日本が5位？」「検査もまともにしない日本は252位だよ」「約1万人が死亡した国が1位だなんて」「韓国が1位だと信じていたのに」など不満の声が続出している。（翻訳・編集/堂本）