金正男氏の息子の姿を仏有名校の寄宿舎で確認=張成沢氏失脚後に一時消息不明―韓国メディア

Record China    2013年12月17日(火) 16時23分

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17日、北朝鮮で張成沢元国防副委員長が処刑された後、消息不明となっていた金正恩第1書記のおい、キム・ハンソルさんが、フランス・ルアーブルにある学校の宿舎に戻る姿が確認された。写真は2011年12月に行われた金正日総書記の告別式。

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2013年12月17日、韓国・聯合ニュースによると、北朝鮮張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長が処刑された後、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の異母兄・金正男(キム・ジョンナム)氏と息子のキム・ハンソルさんの消息は不明となっていたが、ハンソルさんは午後6時ごろ、2〜3人の警察に付き添われながら緊張した面持ちで、フランス・ルアーブルにある学校の宿舎に戻る姿が確認された。

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ハンソルさんは今年、ボスニアのインターナショナル高校を卒業し、8月にフランスの高等専門教育機関・パリ政治学院に入学した。ルアーブルにあるキャンパスに近い寄宿舎で生活していた。

ハンソルさんはかつて金第1書記に批判的とも取れる発言を行ったことがある。昨年10月、フィンランドのテレビ局の取材で、金第1書記が後継者に選ばれたことについて聞かれ、「父は政治に関心がないようだ。祖父と叔父の間の問題で、私は2人に会ったこともない。金第1書記がどのように独裁者になったかは知らない」と答えていた。

北朝鮮・労働新聞は14日、「首領に挑戦しようとするものは誰であれ、たとえ血縁といえども懲罰を受けることになるだろう」と報じていた。

金正恩体制発足後、正男氏は北朝鮮の対外事業のほとんどから手を引いたが、張氏からの経済的な支援は続いていたとされる。

韓国メディアは先ごろ、張氏失脚の背景には金第1書記と2人の兄の間に権力闘争があった可能性を指摘した上で、「張氏が長兄の正男氏を推して政権転覆をもくろんだため、金第1書記は張氏を逮捕したのではないか」と伝えていた。(翻訳・編集/NY)

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