G20貿易・投資担当相は14日、テレビ会議を開き、新型コロナウイルスへの対応についてG20が連携して取り組み、世界経済の回復に強固たる基礎を築き、強く持続可能で、バランスの取れた包括的な成長を実現させることなどを約束しました。

　当日の会議はG20の今年の輪番議長国であるサウジアラビアが主宰しました。会議で発表された声明では、「G20貿易・投資担当相は貿易・投資作業グループが制定した『G20が新型コロナウイルス感染症に対応し、世界貿易と投資を支持する行動計画』に基づく方針だ」と示されています。

　この行動計画では、短期的な対応策が、感染症予防・抑制が国際貿易に与える必要ではない障壁を防ぐべきであるとしています。また、貿易の利便化と透明度を高め、物流とインターネット運営を強化し、中小企業や零細企業を支援することが示されています。一方で、長期的な措置は多国間貿易システムを支え、最適化されたやり方、特に世界の危機的時期には、基本的な商品やサービスの生産と貿易を拡大するために講じる措置を共有するとしています。（提供/CRI）