2013年12月16日、環球時報（電子版）によると、中国人民解放軍の王洪光（ワン・ホングアン）南京軍区中将は、「中国は全力で北朝鮮に核放棄を促すべきだ。核保有は中国にとって脅威になる」と表明した。以下はその概要。

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北朝鮮の核保有により、中国は最も危険にさらされる。核実験場は中朝国境にあり、万が一放射性物質が大量に漏れ出した場合、中国東北部が受ける被害は計り知れない。人的な被害だけでなく、環境破壊も起きるため、中国の安全、社会への影響が予想される。北朝鮮に大規模な地震が起きれば、被害を受けた核施設による放射能汚染の大きさは膨大なものとなる。これこそ中国の災難になる。

中国はすべての力を注ぎ、北朝鮮に核を放棄させなければならない。少なくとも4度目の核実験は阻止すべきである。中国、米国、韓国、日本、ロシアなどへの脅威になるだけでなく、北朝鮮自身が最大の被害者になるだろう。中国は自国の利益だけでなく、北朝鮮の利益、朝鮮半島、北東アジアの安定のためにも、政治、外交、経済、社会的資源のすべてを活用し、北朝鮮に核を放棄させなければならない。（翻訳・編集/AA）