ソウルの人口が1987年水準まで減少、韓国は「世界で初めて消滅する国」になるか―中国メディア

Record China    2021年3月5日(金) 17時20分

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中国メディアの海外網は4日、「ソウルの人口が1987年水準まで下がる」と題する記事を掲載。専門家からは韓国が初めて「消滅する国」になる可能性があるとの警告が出ていると報じた。

中国メディアの海外網は4日、「ソウルの人口が1987年水準まで下がる」と題する記事を掲載。専門家からは韓国が初めて「消滅する国」になるとの警告が出ていると報じた。

記事は、ソウル市が3日に発表した2020年の統計で、韓国籍住民の人口が966万8465人、外国籍住民の人口が24万2623人、合計991万1088人となり、32年ぶりに1000万人を割り込んだことを紹介した。

記事によると、韓国・聯合ニュースは、ソウル市の人口は1988年(1029万人)に初めて1000万人を超えてから32年間1000万人以上を保ってきたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で外国籍の人口の流入が急速に減少したと報じている。

また、韓国紙・中央日報は「20年の出生性比で男児の割合が過去最も低くなり、深く根を張っていた『男尊女卑』の現象が過去のものになった」と指摘。統計庁によると、昨年の韓国の出生性比は104.9人。これは、女児100人に対して男児104.9人ということを表し、統計を始めた90年以降で最も低いという。

記事は一方で、韓国の人口危機は加速しているとも指摘。「出生率は絶えず減少しており、昨年は初めて死亡人口が出生人口を上回った。英オックスフォード大学はかつて『韓国は初めて世界から消滅する国になる可能性がある』と述べ、韓国の人口問題に警鐘を鳴らしていた」と伝えている。(翻訳・編集/北田

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