一人っ子政策違反のチャン・イーモウ監督、米国永住権は「娘の留学のため」―中国

Record China    2013年12月10日(火) 12時54分

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9日、このほど半年間の沈黙を破り、一人っ子政策違反を認めたチャン・イーモウ監督について、米国の永住権を放棄した過去のいきさつを中国メディア各社が報じている。写真はチャン・イーモウ監督。

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2013年12月9日、このほど半年間の沈黙を破り、一人っ子政策違反を認めたチャン・イーモウ(張芸謀)監督について、米国の永住権(グリーンカード)を放棄した過去のいきさつを中国メディア各社が報じている。網易娯楽網が伝えた。

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北京五輪の開・閉会式プロデュースでも知られる、中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督。一人っ子政策への違反疑惑が浮上したのは、今年5月のこと。計画生育局が半年間にわたって調査したが結果が発表されず、世間の非難が高まる中、今月に入ってから監督の個人事務所が現夫人との間に2男1女があることを正式に認めた。過去に米国の永住権(グリーンカード)を放棄したというチャン監督は、理由について「子供を中国籍にしたかった」と語っている。

チャン監督は1999年、娘の張末(チャン・モー)さんが高校入学にあたりアメリカへ留学する際、永住権を申請して受理されている。しかし張末さんを無事にニューヨークの高校へ送ったのち、1年も経たない間に永住権を放棄。「申請する人は多いが、放棄する人は初めてだ」と、当時の関係者を驚かせたという。

騒動の渦中にあるチャン監督だが、この半年間は最新作「帰来」の製作を続けていた。同作は今月3日、北京市でクランクアップを迎えている。しかし世間の目を気にしたのか、クランクアップの記念セレモニーは行われず。撮影チームはひっそりとロケ先を後にしている。(翻訳・編集/Mathilda

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