米議員「中国人留学生を科学技術分野で学ばせるべきでない」=中国ネット「ひしひしと伝わる警戒感」

Record China    2020年4月29日(水) 14時30分

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米共和党のトム・コットン上院議員が26日、中国からの留学生が米国の大学で科学や技術を学ぶのを認めるべきではないと主張したことが、中国でも注目されている。写真は米ハーバード大。

米共和党のトム・コットン上院議員が26日、中国からの留学生が米国の大学で科学や技術を学ぶのを認めるべきではないと主張したことが、中国でも注目されている。

中国メディアの毎日経済新聞は27日、コットン氏がメディアとのインタビューで、「中国人は米国人のビジネスを奪うために米国に留学する」と述べたと伝えた。

中国メディアの環球網も27日、コットン氏が「中国人留学生が米国から学ぶ必要があるのはシェークスピアや(米国憲法に関する論文集の)ザ・フェデラリストについてであり、量子コンピューティングや人工知能(AI)ではない」と語ったことについて、米国のネットユーザーから「シェークスピアは米国人ではない」とのコメントが寄せられたと伝えた。

コットン氏の発言について、中国のSNS上の反応を見ると、「恥知らずの極みだ」「なら米国人留学生が中国から学ぶ必要があるのはマルクス・レーニン思想か」「留学生が行かなくなったら、米国のほとんどの大学は倒産してしまうだろう」「ひしひしと伝わる警戒感」「この程度で上院議員が務まるのか」「トランプ大統領に消毒液注射されたのか」「シェークスピアを学べだって?俺たちには杜甫李白王維白居易がある」などと反発するコメントが大多数を占めていた。(翻訳・編集/柳川)

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