CRI online 2020年4月21日(火) 17時5分
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20日、浙江省視察から20日間と経ていないうちに、習近平総書記は陝西省視察の途につきました。5年前、習総書記は陝西省を視察した際、貧困脱却の座談会を主宰しました。その際、習総書記は「我々が一つ目の『百年の奮闘目標』(中国共産党創立100年までの小康社会完成)を実現させ、全面的な...
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20日、浙江省視察から20日間と経ていないうちに、習近平総書記は陝西省視察の途につきました。5年前、習総書記は陝西省を視察した際、貧困脱却の座談会を主宰しました。その際、習総書記は「我々が一つ目の『百年の奮闘目標』(中国共産党創立100年までの小康社会完成)を実現させ、全面的な小康社会(いくらかゆとりのある社会)構築を完成させるには、老区(中国共産党が土地革命及び抗日戦争時期に創設した革命根拠地)の全面的な小康社会作り、とくに老区の貧困者が豊かになることがなければ、完璧だとは言えない。小康社会作りの鍵は農村の人々の生活改善だと述べてきた。小康社会作りの肝心な年に、再び陝西省に訪れ、農村部住民を見舞いに来る」と述べていました。
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秦嶺は地理的に中国の北方と南方を区切る境界線上にあり、気候上の温暖帯と亜熱帯の境界線で、また黄河水系と長江水系の境界線でもあり、「国家中央公園」とも呼ばれています。しかし、この間、秦嶺北部の山脈には不法な別荘建設という不祥事が相次いで出ており、多くの人が「国家公園」を私物化しているため、生態系環境を著しく破壊してしまいました。これについて、習総書記は6回にわたって指示を出し、綱紀粛正を徹底しました。
秦嶺牛背梁国家級自然保護区で、習総書記は「秦嶺の不法建築は大きな教訓である。今後、陝西省の幹部はまずこの教訓を学び、失敗を繰り返さないように」と強調しました。
その後、習総書記は柞水県小嶺鎮金米村に赴き、現地の貧困脱却活動の状況を視察しました。
今年2月、柞水県と陝西省のほか、28の県と区が貧困脱却を実現させました。政治ニュース「時政ニュース眼」は、「2018年1月9日に国務院報道弁公室は県の中国共産党委員会書記3人を招き、貧困脱却をテーマとする記者会見を行った。柞水県共産党委員会書記の陳璇氏はその内の一人だ。陳書記は貧困住民を地元のキクラゲの産業チェーンに導入した経験を紹介した」と報じました。
金米村は冬は暖かく、夏は涼しい気候で、キクラゲの成長に適しています。村は実情に合わせて、キクラゲ産業をメインに、中医薬の栽培、果物、観光業をともに発展させる貧困脱却のパターンを取っています。昨年、村民一人当たりの可処分所得は1万元近くに達しました。昨年10月、村ではイーコマース(電子商取引)上のライブ配信を通じて、キクラゲなどの農産品のプロモーションを行い、1日の発注件数が100余りになっています。今年3月15日の世界消費者権利デーに開かれた特別セールイベントでは、1日の発注件数が700を上回りました。
地元の村民数人はネット上のライブ配信を通じて販売の準備に備えています。習総書記はライブ配信設備の前で村民らと交流し、「電子商取引は新興業態として、農産物や副産物の販売促進ができ、住民の貧困脱却に役立つほか、農村部の振興を進められ、大きな可能性がある」と述べました。(提供/CRI)
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2020/4/21
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