Record China 2013年12月3日(火) 18時6分
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2日、台湾国防部は、中国が設定した防空識別圏で、中国軍機が自衛隊機や米軍機に緊急発進(スクランブル)をかけたことをレーダーで確認したと明らかにした。軍用機同士がかなり接近したケースも3件あったとしている。写真は中国の主力戦闘機「Su−30」。
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2013年12月2日、台湾・中央通訊社によると、台湾の厳明(イエン・ミン)国防部長は、中国が東シナ海上空に設定した防空識別圏で11月26、27、29日の3日間、中国軍機が自衛隊機や米軍機に緊急発進(スクランブル)をかけたことをレーダーで確認したと明らかにした。環球時報が伝えた。
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台湾国防部の柯文安(カー・ウェンアン)情報次長は補足する形で、11月23日以降、中国が防空識別圏に設定した空域を軍用機が飛行した回数について、米軍機が13回、日本の自衛隊機が85回、中国軍機が55回に上ったと述べた。軍用機同士がかなり接近したケースも3件あったが、スクランブルによるものかどうかはわからないとしている。
中国中央テレビは1日のニュース番組で、「中国国防部が29日、中国空軍機が、東シナ海防空識別圏内で自衛隊機10機を確認し、スクランブルをかけたと発表した」と報じた。
日本の小野寺五典防衛相は30日、「中国側が発表したような急に航空機が接近してくるとか、特異な状況はなかった」と否定していた。(翻訳・編集/NY)
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