拡大
2007年5月10日、湖北省恩施市を流れる清江支流の巴東県で大規模な地すべりが発生、住宅18棟が押し流され、207棟が一部損壊、住民528人が避難した。
(1 / 8 枚)
2007年5月10日、湖北省恩施市を流れる清江支流の巴東県で大規模な地すべりが発生、住宅18棟が押し流され、207棟が一部損壊した。これにより、住宅を失った人や危険地域の住民528人が避難した。
【その他の写真】
現場は山一つが完全にずり落ちた形で、800万立方メートルの土砂が川へ流れ込んだ。土砂の流入により付近の橋が押しつぶされて交通が分断、船の航行もできなくなった。これによる直接的な経済損失は4600元(約6億9000万円)に上ると見られている。***
同地区では5月5日に小さな亀裂が見つかり、その後亀裂は次第に広がった後、9日にはがけ崩れが起こるなど、大規模な地滑りが発生する予兆が見られていた。10日早朝には地面の四方に大きな亀裂が走り、轟音とともに岩や土砂が川へ落ちたという。(翻訳編集・WF)