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2007年5月14日、江蘇省ポー暘県から何台ものコンバインが列をなして出発した。中国北部の小麦収穫に向かう「麦客」の列だ。「麦客」とは小麦収穫を手伝う日雇い労働者を指す。現在では数百台に及ぶコンバイン隊が「麦客」として各地をまわる。
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2007年5月14日、江蘇省ポー暘県から何台ものコンバインが列をなして出発した。中国北部の小麦収穫に向かう「麦客」の列だ。
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この時期、農村では小麦の収穫に大わらわ。例年、「麦客」と呼ばれる日雇い労働者を雇って農繁期に対処する。かつては中国内陸部から鎌1つを手に「麦客」たちはやってきた。しかし時代は移り、現在では数百台にも及ぶコンバイン隊が新たな「麦客」となった。***
14日、江蘇省では400台のコンバイン隊が組織され、安徽省・湖北省・河南省など各地の小麦収穫に向かった。合計で1000人以上が動員された。コンバイン1台あたり2.56万元(約38万円)の収入が見込まれている。全体では収入は1000万元(約1億5000万円)に上るという。(翻訳/編集・KT)