チャン・イーモウ監督、「一人っ子政策に違反して子供3人あり」と認める―中国

Record China    2013年12月2日(月) 11時15分

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1日、中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督が、一人っ子政策違反を認める声明文を発表。現夫人との間に2男1女がいると正式に認めた。写真はチャン・イーモウ監督。

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2013年12月1日、中国映画界の巨匠チャン・イーモウ(張芸謀)監督が、一人っ子政策違反を認める声明文を発表。現夫人との間に2男1女がいると正式に認めた。日刊紙・新京報が伝えた。

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北京五輪の開・閉会式プロデュースでも知られるチャン・イーモウ監督に一人っ子政策違反疑惑が浮上したのは今年5月のこと。監督に娘がいるのはよく知られているが、これ以外に「少なくとも6人の子供がいる」と中国メディアが一斉報道。事実であれば、計画生育政策違反で罰金額は1億6000万元(約27億円)になると伝えられた。その後、現夫人とされる女性の本籍地・江蘇省無錫市の計画生育局が調査をスタート。先月29日には、半年間の沈黙を破ってチャン監督が、局の調査を受け入れると発表していた。

1日、個人事務所を通じて声明文を発表。現夫人との間に2男1女がいると正式に認めた。また、「局側の調査および、法律で規定された処罰を受け入れる」「世間にマイナス的な影響を与えたことに心から謝罪したい」と発表している。なお、声明文では「最低でも7人の子供」や「子供1人につき1000万元(約1億7000万円)の報奨金を払った」という報道内容については、完全否定している。

一人っ子政策違反における罰金は「社会扶養費」と呼ばれるもので、本籍地の平均所得をベースに計算される。チャン監督の場合、子供1人につき57万608元(約960万円)との数字も伝えられるが、実際の数字はまだ明らかになっていない。(翻訳・編集/Mathilda

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