2013年11月30日、中国軍事サイトmiercn．comは、韓国メディアの話として、中朝国境で売買春が蔓延しているとする現状を伝えた。

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韓国メディアによれば、北朝鮮の政権弱体化と貧困が進むにともない、北朝鮮国内では売買春、薬物、人身売買などが広がっている。さらにこのような状況は中朝国境地域を中心にかなり一般化しており、売買春は軍隊や駅近くで行われている。

しかし最近は生計のためではなく、化粧品や携帯電話を買うため、あるいは結婚費用をねん出するなどの理由で違法行為を行う若い女性も増えている。消息筋によれば05年あたりから組織的に行われてきており、近年では金銭的援助と引き換えに大学生が高級幹部を相手にすることもあるという。

さらに今世紀に入ってから、北朝鮮では薬物の使用・製造が全国的に広まり、薬物ブームともいえるほど生活に浸透した。使用するのは幹部か一般市民かを問わず、痩せるためや体の具合が悪い時などにも用いられ、まるで「万能薬」のように扱われているという。（翻訳・編集/YM）