2013年11月29日、韓国の聯合ニュースによると、韓国銀行と韓国済州大学研究チームが「済州島を訪れる中国人観光客の消費特徴と波及効果の分析」を発表した。これによると、12年に済州島を訪れた中国人観光客108万人がもたらした直接の経済効果は2兆7000億ウォン（約2600億円）であることが分かった。人民網が伝えた。

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中国人観光客の消費による付加価値の効果は1兆3600億ウォン（約1310億円）で、これは世界各都市の主要項目において、リゾート型居住施設建設プロジェクトに次いで第2位だった。また、雇用効果は6万3000人となり、中国人観光客の消費がもたらす雇用効果として第1位に挙がった。

観光分野での経済波及効果は1位から順にショッピング、宿泊、飲食、レジャー、文化、スポーツ、交通と並ぶ。個人観光客が使う金額別では、レストラン、宿泊、小売、サービス、その他、運輸の順になっている。団体観光客では、小売、レストラン・宿泊、社会・その他サービスなど。

中国人観光客の済州島に対する経済効果を高めるには、個人観光客の比重を高め、交通環境を整備し、総合的な情報提供を行い、関連制度を作って旅行社の競争力を高める必要があると研究チームは提案している。（翻訳・編集/中原）