習近平国家主席は14日夜、キルギスのジェエンべコフ大統領と電話会談しました。

　習主席はその際、「中国の感染状況が最も深刻であった時期に、キルギス政府は医療物資を支援してくれた。キルギス社会各界が様々な形でエールを送ってくれたことが印象深い。中国人民はギルギス人民と共に感染症と戦い、できる限りの支援を提供し、経験と治療法を共有し、いち早く医療専門家を派遣する方針だ」と明らかにしました。

　また、習主席は「両国は友好関係を持つ隣国であり、全面的な戦略パートナーでもある。中国はキルギスと共に人類運命共同体の理念を貫き、両国同士のほか、上海協力機構など多国間枠組み内でも団結し、協力と強調を強め、互いに助け合い、公衆衛生上の安全維持、世界の経済成長の回復に取り組んでいきたい。双方は互いに中心的な利益に関わる問題についてサポートし合い、『一帯一路」の共同建設を促進し、各分野の協力を深め、両国の全面的な戦略パートナー関係を促進していくべきだ』と強調しました。

　これについてジェエンべコフ大統領は「感染症の発生は習主席が唱えた人類運命共同体の理念の切迫性、現実性、時代性を物語っている。中国からの支持と支援に感謝する。キルギスは中国と農業など各分野における協力を深め、『一帯一路』の共同建設、人類の運命共同体構築を促進していくことを望む」と述べました。（提供/CRI）