米国はいかに感染対策の肝心な70日を逃したか=米紙調査

CRI online    2020年4月12日(日) 12時35分

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米紙「ワシントン・ポスト」は4日調査文章で、米国の政府関係者、公衆衛生専門家、情報官僚などに計47回の取材を行った結果を発表し、米国の新型コロナウイルス感染発生後、最初の70日間の失敗の経験と原因を振返りました。 文章は「米国は流行する感染症への対応準備が最も十分な国家と見られ...

米紙「ワシントン・ポスト」は4日調査文章で、米国の政府関係者、公衆衛生専門家、情報官僚などに計47回の取材を行った結果を発表し、米国の新型コロナウイルス感染発生後、最初の70日間の失敗の経験と原因を振返りました。

 文章は「米国は流行する感染症への対応準備が最も十分な国家と見られているが、死亡者数は他のあらゆる国々より多い。無駄に費やされた2カ月余の時間は肝心な期間だった。最も深刻な失敗は、早期に開発した検査キットに費やされた努力が失敗に終わったことだ。検査キットは本来大規模に生産され、隔離措置と併用していれば感染はコントロールできるものだった」と批判しました。

 また、「内部闘争と指導層の突然の変動はホワイト・ハウスが新型肺炎の対策をする妨げとなった」としています。米国の国立アレルギー・感染症研究所所長のファウチ氏や保健福祉省長官のアザル氏など一部の専門家は「トランプ氏が裏で流行病に対して何の資格や経験も有していない人物に助けを求めており、その中の主要人物が娘婿のクシュナー氏であった」と表明しているということです。

 さらに、「数週間以来、トランプ氏が危機的状況について言論せず、公衆衛生の高級官僚らの警告を駁論している」と記しています。遅延によるコストはあまりにも高く、人工呼吸器やマスクなどの物資を蓄える重要な時期を逃しており、一部の機関はこれらの物資が米国に届けられるのは夏か秋ぐらいになるだろうとしているということです。(提供/CRI

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