2013年11月26日、台湾の俳優ウーズン（呉尊）が、既婚者で子どもがいる事実をカミングアウトした心境を中国の夕刊紙・北京晩報のインタビューで語った。

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人気ユニットのフェイルンハイ（飛輪海）の元メンバーで、現在は俳優として活躍しているウーズン。先月1日、これまでの人生を振り返った自伝エッセイ「決定勇敢」の発売に合わせ、既婚者で3歳になる娘がいることを電撃告白。さらにカミングアウト直後には第2子の男児も誕生した。

エッセイ本を通じてカミングアウトを決めた理由について、「自分の今までの人生を語る上で、妻の存在をスルーするのは難しいから」と語る。「決定勇敢」を完成するまで約3年の時間を費やしたのだが、その間にも刻々と心境の変化があった。さらに今年に入ってからは、カミングアウトすべきかどうか所属事務所と話し合いを重ねたという。告白後にどうなるかより、「自分の幸せの形を見つけるほうが大切だった」と語る。

16歳から交際し、初恋の相手だったという現在の夫人。「一生を一緒に過ごす人」だと心に決めた瞬間や、きっかけになる出来事について、「そういうのは意識したことがない」と語る。相手と過ごす時間が長くなり、理解してゆくうちに信頼感が芽生え、誰よりも大切な人になっていたという。

芸能界は誘惑の多い世界だが、自分の浮気については「ありえない」と語る。理由は、他界した母親がいつも自分を見ていると信じているため。さらに、娘の存在も大きく、彼女に顔向けできないことは絶対にしない自信があるという。（翻訳・編集/Mathilda）