今後は輸出拡大へ 内需満たした中国の医療物資生産

CRI online    2020年4月9日(木) 0時5分

拡大

国務院が8日に開いた感染症の共同予防・抑制メカニズムの記者会見の中で、工業・情報化部消費品工業司の曹学軍副司長が「各種支援策の支えによって、中国国内の医療物資メーカーが生産したマスク、体温計、呼吸器はほぼ内需を満たした。現在は輸出拡大に取り組んでいる」と明らかにしました。 曹副...

国務院が8日に開いた感染症の共同予防・抑制メカニズムの記者会見の中で、工業・情報化部消費品工業司の曹学軍副司長が「各種支援策の支えによって、中国国内の医療物資メーカーが生産したマスク、体温計、呼吸器はほぼ内需を満たした。現在は輸出拡大に取り組んでいる」と明らかにしました。

 曹副司長によりますと、4月5日現在、中国の各医療物資の一日の生産高は、使い捨ての医療用防護服が150万着、医療用N95マスクが340万枚、医療用ゴーグル(フェイスカバー含む)が29万本(枚)、赤外線サーモグラフィが1万台、ハンディタイプの非接触型赤外線温度計が40万台を上回ったということです。

 また、これら医療物資の輸出について、工業・情報化部の報道官を務める運行モニタリング協調局の黄利斌局長は「商務部、国家市場監督管理総局、国家薬品監督管理局などの4部門が関連規則を発表した。これにより、国内で生産された輸出用のPCR検査キットなど5種類の商品に対し、中国の薬品監督管理部門の認証を取得することと、輸出先国・地域の品質基準を満たすことが義務付けられた」と明らかにしました。(提供/CRI

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