Record China 2013年11月27日(水) 9時33分
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25日、ソウル市内にある史跡の58%が間違った場所にあることが分かった。写真はソウル。
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2013年11月25日、韓国紙・中央日報(中国語電子版)によると、ソウル市内にある史跡の58%が間違った場所にあるという。
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ソウルの鍾路区にあるタプコル公園の正門左側に、高さ50cmほどの小さな石碑がある。この石碑は絹・絹織物・紙・魚・苧麻(チョマ=芋の繊維で織った布)など6つの物品を宮中と官庁に納めていた朝鮮王朝時代の公的商店「六矣廛」の場所であることを示すため、1991年に立てられた。しかし、実際に六矣廛があった場所は石碑からほど遠い。ソウル市文化財委員会によれば、六矣廛は鍾路一街の光化門郵便局向かい側一帯に集中していた。
ソウル市は24日、焼失した文化遺産の場所や歴史的事件現場を記念するために立てた石碑の間違いを、2016年までに修正完了する予定だと発表した。ソウル市が今年5〜9月に現状調査を行ったところ、石碑全体335個の58%に相当する195個に間違いが見つかった。
こうした石碑の多くが1986年のアジア競技大会、88年のソウル五輪に備えて設置された。しかし、当時は検証を徹底して行っておらず、多くの間違いが出てきた。鍾路区通義洞にある秋史・金正喜(キム・ジョンヒ)氏の家跡地に立てられた石碑は、子孫の証言を集めたメディア報道を根拠に設置された。今年はまず石碑21基(うち撤去18基、移転3基)を整備する。奎章閣の図書をしばらく保管していたとの理由で国立民俗博物館の向かい側に設置されていた奎章閣の石碑は撤去される。景福宮そばの3番出口前にある長興庫址の場所を示す石碑は、本来の位置であるソウル地方警察庁建物の東側に移転される。(翻訳・編集/本郷)
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