Record China 2013年11月27日(水) 22時1分
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25日、中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督が「一人っ子政策違反」騒動の中、自称スポークスマンの男性をニセモノであると発表し、事態は混迷を極めている。写真はチャン・イーモウ監督。
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2013年11月25日、中国映画界の巨匠チャン・イーモウ(張芸謀)監督が「一人っ子政策違反」騒動の中、自称スポークスマンの男性をニセモノであると発表し、事態は混迷を極めている。鳳凰網が伝えた。
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北京五輪の開・閉会式プロデュースでも知られるチャン・イーモウ監督は、ここ半年にわたって一人っ子政策違反が報道されている。一部の中国メディアは「7人の子持ち」と伝え、計画生育政策を管轄する計画生育局が調査をスタート。しかし何ら進展が見られないまま、半年が過ぎようとしている。
今回の騒動が浮上してから、チャン監督の現夫人の兄を名乗る陳剣(チェン・ジエン)という人物が、監督側のスポークスマンとして中国版ツイッターで発言してきた。自称・映画監督の同人物は最近、監督の実子が「3人いる」と新たに発言。子どもが重度の近視を抱えているなどを理由に、「3人とも計画生育違反に該当しない」と語っていた。
25日、これまで半年にわたって沈黙を守り続けていたチャン監督側が、個人事務所の中国版ツイッター公式ページで、初めて発言。陳剣を名乗る人物を「ニセモノである」と名指しで批判し、「ある親しい友人になりすましてメッセージを発している」と指摘。中国版ツイッター運営側も、「陳剣氏本人ではない」と調査結果を報告している。
陳剣氏を名乗る人物の発言については、これまでにも疑問点が多いとされてきた。しかし、今回の「近視のため計画生育違反ではない」などの言い分が、ネットユーザーから格好の吊るし上げ対象に。「そんな特例は聞いたことない」「ロジックがめちゃくちゃだ」「自分から尻尾を出した」など、批判が殺到している。
これによってチャン監督の一人っ子政策違反騒動はますます混迷を極めることに。とは言え、一般社会から聞こえてくるのは、「監督が公式場面で事情説明をする」ことを望む声ばかりだ。(翻訳・編集/Mathilda)
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