魯迅の手紙に1億円、ネット「その金を慈善に使え!」「個人的な趣味」と否定的―中国版ツイッター

Record China    2013年11月22日(金) 23時26分

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21日、新華社通信によると、北京市で19日に開かれたオークションで、中国の文豪・魯迅の手紙が約1億700万円で落札された。ネットでは魯迅の偉大さを称える人もいたが、お金の無駄遣いだと指摘する声も少なくなかった。写真は日本・東北大学にある魯迅の像。

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2013年11月21日、新華社通信によると、北京市で19日に開かれたオークションで、中国の文豪・魯迅の手紙が655万5000元(約1億700万円)で落札された。評価額が180万〜220万元(約2900万〜3600万円)だったため、3倍近い高値となった。

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手紙は1934年6月8日に著名な編集者であった陶亢徳(タオ・カンダー)氏に宛てて書かれたもので、200文字余りの手紙には、日本語学習に関する提案や自身の意見が書かれている。歴史的な文豪に関するニュースに中国版ツイッターでもコメントが数多く投稿され、高値で落札されたことに魯迅の偉大さを称える人もいたが、お金の無駄遣いだと指摘する声も少なくなかった。以下は代表的なコメント。

「さすが大文豪!」

「魯迅が知ったらどう考えるのだろうか?」

「価値のあるものはお金では測れない、そうでなければ価値が失われてしまう」

「お金の無駄。そのお金を貧困で苦しむ子供たちのために使ったらどれだけ良いか」

「個人的な趣味だ。ものの価値は人によって違う。路上生活者にとってはちり紙にも劣るのかもしれない」

「中国人はいつもこうだ。そのお金で慈善を行おうとはしない」(翻訳・編集/内山

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