CCTVの記者が日本人に“東京裁判”について質問=ほとんどが「知らない」と回答―中国メディア

Record China    2013年11月21日(木) 21時50分

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21日、鳳凰網によると、中国中央テレビの記者が日本人に対して東京裁判について知っているかと質問したところ、ほとんどの人が「知らない」と答えたという。写真は中国人民抗日戦争記念館。

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2013年11月21日、鳳凰網によると、中国中央テレビ(CCTV)の記者が日本人に対して東京裁判について知っているかと質問したところ、ほとんどの人が「知らない」と答えたという。

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東京裁判は、第2次世界大戦後の1946年5月〜1948年11月に東京に設けられた極東国際軍事法廷で行われた。裁判は、連合軍が日本の東條英機元首相ら28人を、平和に対する罪、戦争犯罪、人道に対する罪の容疑で裁き、うち7人が死刑とされた。

中国中央テレビは番組の中で、「2001年、日本政府は軍事法廷の跡地を市ケ谷記念館に改造して対外開放をしている。しかし、われわれは撮影許可を得られなかった」と紹介し、「このような戦争の代償が刻まれた重要な遺跡が、現在はその歴史とともに覆い隠されている」とした。

また、今月10日に東京の街頭で行った日本人へのインタビューで、「東京裁判?知らないです。侵略戦争?あまり勉強してないので」「知らないです」「日本の軍人が裁かれたということくらいしか。あまり関心はないです」「東京裁判は戦勝国が中心となって敗戦国を裁いたもので、一方的だった」などのコメントがあったことを紹介。

番組では最後に、「同じ戦争を仕掛けた2国の態度は大きく異なる。ドイツのニュルンベルク裁判への記憶と反省は誠意に満ちている」と指摘。ニュルンベルク裁判記念館の担当者の「歴史をしっかりと受け継いでいくことで、人権や互いの尊重がいかに重要かがわかる」という発言を伝えた。(翻訳・編集/北田

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