Record China 2013年11月18日(月) 20時30分
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17日、新華社通信によると、日本政府は15日、2020年までに温室効果ガスを2005年と比べて3.8%削減するとした新たな目標を決定。これに対し、COP19に参加した各国の代表から批判が集まっている。資料写真。
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2013年11月17日、新華社通信によると、日本政府は15日、2020年までに温室効果ガスを2005年と比べて3.8%削減するとした新たな目標を決定。この数値は1990年と比べた場合3.1%増加しており、ポーランド・ワルシャワで行われている地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP(気候変動枠組条約締約国会議)19に参加した各国の代表から批判が集まっている。
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同会議では毎回、地球温暖化対策における各国の努力を阻害した国や対策に消極的な国に対し、環境保護団体が皮肉を込め「化石賞」とおくっている。日本が発表した目標に関して同団体は、失望の意を込め、化石賞よりさらに評価が悪い「特別化石賞」をおくった。
EUの代表団は、「EUの加盟28カ国は日本の大幅な目標の下方修正に失望している。日本に新たな目標がもたらす影響を考慮してほしい」と話し、日本とのサミットで同案件について話し合うと明かした。さらに、中国代表団の副団長は、「言葉では言い表せないほどに失望している」と語っている。
一方、日本の代表団は、「目標は福島原発事故発生後に核エネルギーを失った現実に基づいて定めた」と発表し、経済が回復した際には必要に応じて目標を調整する可能性があると話している。(翻訳・編集/内山)
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