名優トニー・レオンが語るウォン・カーウァイ監督、「役者いじめが上手」―台湾

Record China    2013年11月12日(火) 11時43分

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11日、香港の俳優トニー・レオンが台湾の映画賞・金馬奨のインタビューフィルムで俳優業について語った。写真は「グランド・マスター」。

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2013年11月11日、香港の俳優トニー・レオン(梁朝偉)が台湾の映画賞・金馬奨のインタビューフィルムで俳優業について語った。聯合報が伝えた。

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台湾のアカデミー賞こと第50回金馬奨の授賞式は、今月23日に行われる。トニー・レオン主演、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督の「グランド・マスター」は最優秀男優賞や最優秀作品賞など11部門で候補作に。トニーが最優秀男優賞にノミネートされるのは7回目で、過去に3回受賞。今回は4回目の受賞なるか注目されている。

金馬奨に関わりの深い映画人によるインタビューフィルム「金馬大明星」のトニー編が、このほど動画共有サイトで公開された。俳優という仕事に興味を持ち始めたきっかけについてトニーは、「僕は子供の頃、感情を表に出すのが苦手な子だった。その後、演技というものを知り、そこで自分の感情を吐き出し、心が安らぐことを知った。それから演じるのが好きになった」と語っている。

中華圏きっての演技派と呼び声も高い。しかし、自分の演技が良いのではなく、作品や人物描写、監督の指導が素晴らしいため、ヒットに結び付くと考えているという。「僕はそういうラッキーさに巡り合う確率が高い」と語っている。また、「グランド・マスター」はじめ「恋する惑星」や「ブエノスアイレス」など、数々の作品でタッグを組んできたウォン・カーウァイ監督についてもコメント。「彼は役者を撮るのがうまいし、いじめるのもうまい」と笑顔で語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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