フライメディア 2020年3月18日(水) 23時40分
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香港の下町シャムスイポーを訪れてみた。最近、この周辺は手作りのマスクを作ろうという市民で特に賑わいをみせているという。
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この1-2週間、香港にだいぶ活気が戻ってきたように感じている。毎日報道される感染者数も落ち着きを見せているせいか、気分的に安心感が増した人が多いせいかもしれない。
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住宅街にあるショッピングモールなどでは、この週末も数週間前と比べ物にならないほどの人出があった。勿論 道ゆく人はマスクを着用し消毒液なども携帯しているが、それでも人出が多い町を見ると 香港らしい活気が戻りつつあるようで嬉しい。
そんな中、筆者は下町シャムスイポーを訪れてみた。このシャムスイポー、今までも何度かご紹介をしてきているが、玩具ストリートや手作りグッズが豊富なビーズストリートなど、趣味に特化した様々な店や問屋がストリートごとに集中している。
今回訪れたのは、布地などを多く取り扱う基隆街と大南街。ここには安い生地問屋や小売店、ボタン屋などが軒を連ねている。そして最近、この周辺は手作りのマスクを作ろうという市民で特に賑わいをみせているという。
こちらの写真は、プリンスエドワードに近い基隆街。香港の下町とはこれ!と言わずにいられないような低層階の住宅の谷間にずらりと布を売る店が並び、人で混みあっている。
効果はさておき、手作りマスクのよさは好きな布地を選ぶことができ、また、何度も再利用ができる事だ。そして子供にマスクをつけて貰うには、子供の興味をそそる布地で作るのが一番なのだろうか、子供をつれた親の姿も多い。
自分で手作りをする人のために、小さめにカットをした布を売る店もあれば、小売店のスタッフが作ったマスクを売る店など、それはもう様々である。ちなみにこの周辺で売られている手作りマスクは、ショッピングモールなどで見かけるものよりも断然安く、種類も豊富だ。
こんな山積みの中からお気に入りの柄を見つけるのも楽しみの一つになのだろう、それぞれの店先のカートはどこも人だかりだ。
カラフルなものからシックなもの、そしてキャラクターものまで、見つからない柄はないと言えるほど種類豊富である。
どんな状況も商機と捉えてビジネスにする香港人や、こんな時だからこそ少しでも気分を上げようと自分好みの手作りマスクに挑戦する市民。香港という場所は困難があっても直ぐに立ち上がり回復をしていくのではないか、と思わずにいられない光景だ。(提供/フライメディア)
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