<サッカー>中国勢悲願の初優勝は“一過性の現象”、韓国に学び地道な強化を―FIFA幹部

Record China    2013年11月11日(月) 20時59分

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10日、新浪網は記事「張吉龍:広州恒大現象は広めるべきではない、韓国に学べ」を掲載した。中国勢悲願の初優勝にわく中国メディアとファンだが、冷静に見れば韓国に学ぶべきだと張氏は語っている。資料写真。

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2013年11月10日、新浪網は記事「張吉龍:広州恒大現象は広めるべきではない、韓国に学べ」を掲載した。

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韓国のソウルFC、中国の広州恒大がアジアナンバー1クラブの座を賭けて争う、サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦セカンドレグが広東省広州市で行われた。試合は1対1の引き分け。ファーストレグも2対2の引き分けだったが、アウェーゴール数が多い広州恒大が中国勢初となる優勝を決めた。

中国のメディア、サッカーファンは歓喜しているが、アジアサッカー連盟副主席、国際サッカー連盟(FIFA)執行委員の張吉龍(ジャン・ジーロン)氏は「恒大の成功は中国サッカーにドーピング注射を打ったようなもの。広めるには値しません」と冷静に語った。

莫大な資金力を投じてまたたく間に強豪クラブにのし上がった広州恒大。イタリアの名将リッピ監督、ワールドクラスの外国人選手を集めたばかりか、中国代表の約半数を広州が占めるなど、補強に次ぐ補強で一強体制を築き上げた。

張氏は「他のクラブは真似できませんし、こうしたリソースと人材の独占は他のクラブにとっては不利です」と指摘、広州の成功は一過性の“現象”であり、継続的な“モデル”とはなりえないと分析した。中国サッカーにとって必要なのは地道な足元の強化だと語り、2009年以来毎年異なるクラブがACL決勝に進出するなど、クラブ間でバランスのとれた競争が続いている韓国を学ぶべきと指摘している。(翻訳・編集/KT)

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