李克強総理は10日、国務院常務会議を主宰し、「党中央と国務院の決定に基づき、感染拡大防止と経済活動を総合的に推し進めていく。開放拡大を貫き、貿易と外資の安定化に向けた対策を講じる必要がある」と強調しました。また、各区域各級が感染防止活動を徹底すると同時に、産業チェーンにおける生産再開を促していくことを求めました。

　会議では、「融資の手続きを速めて、感染対策の物資供給、春季の耕作、中小企業や零細企業などの資金を確保していく」としています。また、「このほど打ち出された各政策の実施と新型コロナウイルス感染の影響の最小化に努めると同時に、改革開放のさらなる深化に向けた政策研究に取り組んで、市場の活性化や内需拡大、原動力の増強などを推し進めていく。さらに、就職の安定化を目指して、行政改革の深化や『インターネット＋』、革新などを通じて、起業や就職の多様化により多くの雇用チャンスを創出する必要がある」と示しました。（提供/CRI）