韓国の元祖国宝「崇礼門」、復元工事で手抜き=威信を懸けた工事でメンツ丸つぶれ―韓国メディア

Record China    2013年11月8日(金) 18時11分

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8日、韓国が威信を懸け行ったプロジェクトと言われている国宝「崇礼門」の復元作業で、手抜き工事があったことが明らかになった。

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2013年11月8日、韓国・中央日報によると、韓国が威信を懸け行ったプロジェクトと言われている国宝「崇礼門」の復元作業で、手抜き工事があったことが明らかになった。人民日報(電子版)が伝えた。

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「崇礼門」は韓国の国宝第1号に指定された歴史ある国宝。ところが数年前に放火に遭い、大部分が焼失。かつての輝きを取り戻すべく行われた復元作業で手抜き工事が見つかり、国民の多くは失望しているという。

韓国メディアが明らかにした同プロジェクトの決算明細書によると、顔料の購入費に1億800万ウォン(約1000万円)使われたが、これは予算全体の242億ウォン(約22億4000万円)に対しわずか0.4%しか占めておらず、重要な原因の1つだとみられている接着剤には390万ウォン(約36万円)の費用しか使われず、全体の0.01%にすぎなかった。

さらに、最も重要な木材の支出も、全体の0.9%に当たる2億3400万ウォン(約2100万円)のみで、新しい木材を多く使った2階部分で、柱に亀裂が入っていることが確認されている。木材が完全に乾燥していない状態で使われたことが影響していると指摘する声があり、作業員の賃金が当局の規定を下回る水準だったと訴える声も聞こえている。(翻訳・編集/内山)

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