津波による「ごみの島」、米国に向け漂流中=面積はテキサス州と同じ―米華字メディア

Record China    2013年11月7日(木) 21時7分

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7日、2011年に日本を襲った津波によって生まれた大量のごみが現在、巨大な「ごみの島」として米西海岸に漂流しつつある。資料写真。

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2013年11月7日、美国中文網によると、2011年に日本を襲った津波によって生まれた大量のごみが現在、巨大な「ごみの島」として米西海岸に漂流しつつある。英メディアによると、この「ごみの島」の重量は100万トンにも上ると見込まれ、面積はテキサス州に匹敵するという。

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米フォックスニュースによると、この「ごみの島」は「有毒なモンスター」とも呼ばれ、現在はハワイとカリフォルニア州の間にあり、海岸からは1700マイル(約2735km)の付近を漂流している。このほかさらに数100万トンの津波の残留物が太平洋を流れている。

報道によると、このような「ごみの島」が引き続き周囲の漂浮物を吸収して行けば、その面積は米国より大きくなる可能性があり、重量は理論的には500万トンに達する。

2011年3月に日本を襲った大津波は、無数の船舶や家屋、家電、消費財を海へと引き込み、これらは海流に乗ってゆっくりと日本北部の海岸から遠ざかっている。

米国海洋大気局が発表した最新報告によると、これらの破片の運動の軌跡は予測しにくいものの、今後数年間、アラスカやハワイの多くの場所がこのごみの影響を受けると考えられる。このほか、一部の砕片はすでに太平洋を渡りきっているともされ、2011年の冬にはカナダの海岸で日本の漁船の破片が見つかっている。もしもこれが本当ならば、米国の海岸がこれらのごみの汚染を受ける確率は非常に高い。

日本の環境省によると、約500万トンのごみが津波で太平洋に流されたとみられるが、そのうち太平洋の遠洋に流れていったのはわずか30%だと考えられる。日本外務省によると、そのほかのごみはすべて日本周囲の海底に沈んだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/MA・編集/武藤)

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