韓国経済が直面する“SOS危機”=隣国との競争さらに激化―台湾メディア

Record China    2013年11月6日(水) 20時30分

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5日、韓国経済が経済成長の鈍化(Slow)、労働人口の高齢化(Old)、そして日本と中国に挟まれている(Sandwich)という“SOS”の危機的状態に陥っている。写真はサムスンテックウィン。

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2013年11月5日、台湾・聯合新聞網によると、韓国経済が経済成長の鈍化(Slow)、労働人口の高齢化(Old)、そして日本と中国に挟まれている(Sandwich)という“SOS”の危機的状態に陥っており、隣国との競争は激化の一途をたどっている。環球網が伝えた。

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専門家によると、サムスン電子を除く大多数の韓国企業は業績が悪化しており、“SOS”のうち最も切実な問題は経済成長の鈍化だという。1983〜1992年における韓国の経済成長率は平均9.7%で、世界平均3.5%の約3倍だったが、2000年以降は成長が鈍り、2003〜2012年の経済成長率は平均3.61%で、世界平均の3.83%を下回った。

重要な開発プロジェクトの進展にも遅れが出ている。1970年代には首都・ソウルとプサンを結ぶ高速道路を30カ月足らずで建設したが、ソウルとプサンを結ぶ高速鉄道(KTX)の建設は第1段階の工事に12年も費やした。利益団体の増加が、こうした問題の主因となっているという。

労働人口の急速な高齢化も経済成長減速の原因になっている。2011年末の時点で15〜29歳の層が労働人口全体に占める割合は16%になっており、2001年時点と比べて6.3ポイントも低下している。

このほか、中国と日本の脅威にさらされていることも問題である。日本はいわずもがな高い技術を有しているが、韓国は中国にもその差を急速に詰められている。また、日本の円安が韓国の競争力を削いでいる。(翻訳・編集/岡田)

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