米国で感染者100万人、「中国なら反乱起きてる」と中国紙編集長

Record China    2020年5月1日(金) 15時40分

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30日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、米国の新型コロナウイルス感染者が100万人を超えたことについて、環球日報の胡錫進編集長が「中国なら反乱が起きている」と発言したと報じた。写真は米国の商店。

2020年4月30日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトによると、米国における新型コロナウイルスの感染者が100万人を突破したとの情報について、中国の共産党系紙・環球日報の胡錫進(フー・シージン)編集長が「これが中国なら反乱が起きている」と発言した。

記事によると、胡氏は29日にツイッター上で「米国のCOVID-2019感染者数がすでに100万人を超えた。米国政府は米国民および世界に対し失策を犯した。しかし、米政府の首脳はラッキーだ。なぜなら米国民は耐え忍んでいるから。これがもし中国で起きていたら、人民は反乱を起こしている」という内容の英語ツイートを発信した。

このツイートにはジョンズ・ホプキンス大学によるウイルス感染者の統計表も付されており、そこには米国の感染者数がすでに100万2498人に達し世界で最も多くなっており、2位スペインの23万2128人を大きく引き離していることが書かれているという。

その後、トランプ米大統領が米国での感染者100万人超えについて「世界の他の国よりもしっかり検査をしていること」が唯一の原因だとツイートすると、胡氏はこれを引用した上で「感染者100万人を成果とみなしている時点で、米国のリーダーがそもそも何の罪悪感も持ち合わせていないことが十分に示されている。中国人はこういうやり方を『葬式を結婚式に変える』と言って最も嫌悪するのだが、米国民はなんと度量の広いことだろうか」と揶揄(やゆ)した。

さらに、トランプ大統領が「中国は私が選挙で負けるようできる限りの手を尽くしている」と発信すれば、胡氏も「トランプさん、あなたは中国がいなければ選挙に勝てまい。われわれが米国に医療物資を提供したからこそ、あなたは『米国が世界で最も多い呼吸装置を持っている』と自慢できるのだ。そして、中国という責任転嫁の対象があるからこそ、自分の過ちを全て『中国のせいだ』と主張できるのだ」とツイートした。(翻訳・編集/川尻

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