2020年3月3日、新型コロナウイルスについて、日本感染症学会が「50歳未満の患者は自然治癒の例が多い」としたことが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で紹介された。

投稿は、日本感染症学会が「50歳未満の患者は自然治癒の例が多く、抗ウイルス薬投与による治療は必ずしも必要ない。対症療法などの措置を取って経過を観察すれば良い」との見解を示したと説明。「新型肺炎にはまだ特効薬がない。だが、50歳以上の患者は呼吸不全が起こる可能性があるため、『低酸素症』が現れた時に抗ウイルス薬の使用が検討される」と報じられたとも紹介した。

これに中国のネットユーザーは「大きな冗談でしょ」などと驚きを示しているほか、「日本人の勇気には感心する」「自然治癒？日本人の体質は素晴らしい」など半信半疑といった様子もうかがえる。「中国でも対症療法。基本的には自然治癒に頼っている。日本を笑うなんておかしい」という声もあるが、「私、日本在住。微博で正確な予防知識を見つけなきゃ」「日本人は重点を軽視しているんじゃないだろうか？人から人に感染するんだよ？」「自然治癒するならなぜ休校に？」といった声が多く上がっている。（翻訳・編集/野谷）