天安門の車突入事件、当局はウイグル族の監視を強化=ウイグル族「穏やかな日常はなくなった」―北京市

Record China    2013年11月1日(金) 18時28分

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1日、先日北京市天安門で起きた車両の突入事件で、当局は容疑者ウイグル族の5人を逮捕しテロ攻撃だと断定したが、北京在住のウイグル族の人は、警察が彼らに対し監視の目を強めていると明かしている。写真は新疆ウイグル自治区ウルムチ市。

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2013年11月1日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版によると、先日北京市天安門で起きた車両の突入事件で、当局は容疑者ウイグル族の5人を逮捕しテロ攻撃と断定したが、10月31日の天安門広場では依然警察の特殊部隊が警備を行っていた。北京在住のウイグル族の人は、警察が彼らに対し監視の目を強めていると明かしている。

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同事件について、北京の市民からはさまざまな意見が聞かれている。28歳の男性は「北京は大丈夫。ここで問題が起きたら中国に安全な場所はなくなる」と話し、同市の女性は「今回の事件は頻繁に起きるような事件ではないと思う。だから心配する必要はない」と語るなど、楽観的な意見が多かった。

一方、北京市住むウイグル族からは、「警察から厳しく調査されている。穏やかな日常はなくなった」や「警察に対しては不満しか出てこない。彼らはウイグル族が皆一緒だとみている。これには腹が立つ、なぜ理解してくれないんだ」「毎日取り調べられ、毎日身分証明証を提示しなければならない」など切実な声が聞こえている。(翻訳・編集/内山)

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