トーク番組で「中国人皆殺し」発言のABC、米華人100人が抗議活動=今後拡大の可能性も―米メディア

Record China    2013年10月30日(水) 11時42分

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29日、米ABCが放送したトーク番組内で「中国人を皆殺し」の発言があったことに対し、ニューヨークに住む華人ら100人余りが28日、ABCのオフィス前で抗議を行ったと米メディアが伝えている。

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2013年10月29日、中国新聞網によると、米ABCが放送したトーク番組内で「中国人を皆殺し」の発言があったことに対し、ニューヨークに住む華人ら100人余りが28日、ABCのオフィス前で抗議を行ったと米メディアが伝えている。

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今月16日、米ABCが放送したトーク番組で、司会のジミー・キンメルの「米国は中国から1兆3000億ドルもの借金をしている。このお金をどうやって返せばいいだろう」という質問に、6歳の男の子は「中国人を皆殺しにすれば、お金は返さなくていい」と発言し、華人から番組を放送したABCに抗議が殺到した。

28日の抗議では、同社の役員が姿を現し、すでに米国最大のアジア系米国人の政治団体「80−20促進会」に謝罪文を送ったと説明。ところが抗議に訪れた人たちはこの説明に納得がいかず、ABCが行動で示さない場合は11月8日にニューヨークでさらに大きな抗議活動を行うと態度を表明した。

さらに、29日にはシカゴやサンディエゴなどの都市でも同様の抗議活動が行われた。華人らは抗議で、「ABCは無恥」「ジミー・キンメルを辞めさせろ」「ABCとキンメルは謝罪を」「ABCは低俗、殺りくは冗談では済まない」などを主張しながら活動を行った。

ABCが行動で示さないとさらに大きな抗議を行うと表明した華人らだが、28日の3時間にわたる抗議の後でも、ABCは関連する発表や謝罪を行っていない。(翻訳・編集/内山)

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