中国が韓国に送ったマスクは「不適合品」?=韓国ネット「それでもちょうだい」

Record China    2020年3月6日(金) 17時40分

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5日、韓国・マネートゥデイは、中国が韓国に送った使い捨てマスクについて「中国での自主品質検査で『不適合』判定を受けたものだったという指摘が出ている」と伝えた。写真は韓国・仁川国際空港。

2020年3月5日、韓国・マネートゥデイは、中国が韓国に送った使い捨てマスクについて「中国での自主品質検査で『不適合』判定を受けたものだったという指摘が出ている」と伝えた。

記事によると、今月2日、韓国の仁川市に姉妹友好都市である中国・威海市から使い捨てマスク20万1370枚が到着した。同封された手紙には「仁川市が送ってくれた応援に感謝する。市の役に立つとともに、両都市の友好を願う」と書いてあったという。

仁川市は先月12日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、威海市にマスク2万枚余りを支援していた。当初は中国内の姉妹友好都市15カ所にマスク24万枚、防護用メガネ2万1000本を支援する計画だったが、韓国内でも感染者が急増したため支援を中断していたという。

ところが、韓国の一部のインターネット掲示板では「威海市から送られたマスクは中国の自主品質検査で『不適合』判定を受けたもの」という主張が出た。あるユーザーは「マスクの価格を見ると、中国のマスク20万枚より韓国が送ったマスク2万枚の方が高い」と指摘したという。

これについて記事は「実際に中国最大の検索エンジン『百度』で当該製品の製造会社『家至宝』を検索すると、不適合判定を受けたという情報が出てくる。同社のマスクは昨年10-12月期には中国国家機関・江蘇省市場監督管理委員会の検査結果でブラックリストに入っていた」と伝えている。

ただ、これに対し仁川市関係者は「威海市が送ったマスクは家至宝から出た別の製品。不適合判定を受けたマスクではない」と説明したという。

これを受け、韓国のネット上では多くのコメントが寄せられている。内容を見ると、「製造会社は同じだけど、モデルは違うよ」「元々くれなくてもいいのに送ってくれたもの。みんな敏感になり過ぎ。ないよりはマシ」「不適合判定のものでもいいからちょうだい」と擁護の声が上がっている。

一方で「(韓国は)いいマスク送ったのに、不合格のマスクを送ってくるなんて。韓国を何だと思ってるの」「そのまま返品して」「韓国は中国のことを勝手に友だちだと思っているようだ。中国は韓国をバカにしてるのだろう」など不満に感じているユーザーも多いようだ。

その他「文大統領やその支持者が使ったら?」「中国の会社に確認するべき」「もし不適合の情報が事実でなかったら中国からまたたたかれるだろう。こういう報道はやめて」などの声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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